受験生こそ運動すべき!体育・スポーツと記憶力、集中力の関係
体育の授業を制する者は受験を制する?
「受験が近いから、体育の時間も勉強した方がいい。」
そんな考えを持っていませんか?
確かに受験では、国語、数学、英語、理科、社会の勉強が重要です。
しかし、
勉強時間を増やせば増やすほど成績が上がる
とは限りません。
実は、運動には脳の働きや注意力、記憶、ストレス、睡眠などを通して、学習を支える効果があります。
だからこそ、
「体育なんて受験に関係ない」
と考えるのは、少しもったいないのです。
運動すると脳はどう変わる?
まず重要なのが、運動と脳機能の関係です。
身体を動かすと、心拍数が上がり、全身の血流が変化します。
そして運動は、注意力や実行機能などの認知機能にも関係しています。
子どもを対象とした研究では、身体活動が実行機能、注意、数学・読み書きなどの学業面にプラスの影響を与える可能性が示されています。
つまり、
運動は「体だけ」を鍛えているわけではありません。
勉強に必要な「頭の働き」も支えているのです。
「集中できない」ときこそ体を動かす
机に向かっているのに、
なかなか集中できない。
教科書を読んでも頭に入らない。
問題を解いていても眠くなる。
そんな経験はありませんか?
この状態で無理やり机に座り続けるより、
少し歩く。
ストレッチをする。
軽く走る。
体を動かす。
こうした活動を取り入れる方が、気分転換になります。
WHOも、子ども・青少年の身体活動には認知発達や学業面へのメリットがあるとしています。
体育の授業は「強制的に運動できる時間」
ここが体育の大きなメリットです。
自分で運動する子は、放課後にも運動します。
部活動をしている子もいます。
しかし、
「勉強が忙しいから今日は運動しない」
という子もいます。
体育の授業なら、
勉強が忙しくても、学校の中で必ず体を動かす時間が確保されます。
これは受験生にとって意外と重要です。
受験勉強で怖いのは「座りっぱなし」
受験生になると、
朝から学校。
帰宅して塾。
その後、自宅で勉強。
休日は朝から机。
という生活になりがちです。
もちろん勉強時間は必要です。
しかし、長時間座り続けることが学習効率を最大化するとは限りません。
WHOは5~17歳について、週を通して平均すると1日60分以上の中~高強度の身体活動を推奨しています。
これは「1時間走り続けなさい」という意味ではありません。
歩く、遊ぶ、体育、部活動、自転車なども身体活動です。
運動は「睡眠」にもつながる
受験生にとって睡眠は非常に重要です。
勉強時間を増やすために睡眠時間を削る。
これは一見すると勉強量が増えたように見えます。
しかし、睡眠は記憶や学習を支える重要な時間です。
そして日中に適度な身体活動をすることは、健康的な生活リズムを作るうえでも役立ちます。
つまり、
運動 → 生活リズム → 睡眠 → 学習
という間接的なルートもあります。
運動は「ストレス対策」にもなる
受験は精神的な負担も大きいものです。
模試の結果。
学校の成績。
志望校判定。
親からの期待。
友達との比較。
こうしたストレスが積み重なると、勉強そのものが嫌になってしまうことがあります。
身体活動は、精神的な健康にもプラスの影響があります。
WHOも子ども・青少年の身体活動について、メンタルヘルスや全般的なウェルビーイングへのメリットを挙げています。
だから、
運動は勉強時間を奪うものではなく、勉強を続けるための土台
とも考えられます。
最新研究でも「運動と学業」の関係が注目されている
2025年に発表された学校での身体活動に関する系統的レビュー・メタ解析では、子ども・青少年を対象とした研究をまとめ、学校での身体活動と学業成績との関係が検討されています。
もちろん、
「運動すれば必ず偏差値が上がる」
という単純な話ではありません。
家庭環境。
睡眠。
学習習慣。
学校生活。
本人の意欲。
さまざまな要素が学力に関係します。
しかし、
運動を学習と対立するものとして考える必要はない
ということは重要です。
体育が受験に直接効くわけではない
ここは誤解してはいけません。
体育の成績が高ければ、高校入試で必ず有利になるという話ではありません。
また、
「運動だけしていれば勉強しなくてもいい」
ということでもありません。
受験で必要なのは、もちろん学力です。
では、なぜ体育を大切にするのでしょうか?
それは、
勉強するための脳と身体のコンディションを整えるからです。
体育で身につく「意外な受験能力」
体育には、もう一つ重要な側面があります。
それは、
失敗して、修正する経験
です。
跳び箱が跳べなかった。
シュートが入らなかった。
タイムが伸びなかった。
チームプレーがうまくいかなかった。
そこで、
「なぜ失敗した?」
「どうすれば改善できる?」
と考えます。
これは勉強にもそのままつながります。
数学で間違える。
原因を考える。
解き方を修正する。
もう一度挑戦する。
つまり、
体育にも「試行錯誤」のトレーニングがあるのです。
体育が得意でなくても大丈夫
ここも大切です。
受験に必要なのは、
「運動神経の良さ」
ではありません。
体育が苦手でも、
歩く。
軽く走る。
ストレッチする。
自転車に乗る。
外で遊ぶ。
これでも身体活動になります。
「体育が苦手だから運動しない」
ではなく、
自分にできる運動を続ける
ことが大切です。
受験生こそ「勉強→運動→勉強」のリズムを
例えば休日なら、
午前中に集中して勉強。
昼食後に散歩。
午後から再び勉強。
夕方に軽く運動。
夜は復習。
というように、勉強と身体活動を組み合わせることができます。
ずっと机に向かう必要はありません。
むしろ、
集中して勉強する時間と、身体を動かす時間を切り替える
ことがポイントです。
「体育の授業をサボって勉強」は本当に得なのか?
受験が近づくと、
「体育の授業を休んで自習した方がいいのでは?」
と思うことがあるかもしれません。
しかし、
体育の時間をすべて学習時間に変えれば、その分だけ成績が上がるとは限りません。
身体を動かすことにも、
集中力。
ストレス管理。
生活リズム。
認知機能。
という学習を支える役割があります。
だからこそ、
「体育=勉強の敵」ではありません。
むしろ、上手に利用したい時間です。
体育の授業を「受験トレーニング」と考えてみよう
体育の授業がある日は、
「今日は勉強時間が減る」
ではなく、
「今日は脳と身体をリフレッシュする日」
と考えてみましょう。
体育でしっかり身体を動かす。
授業後に集中する。
帰宅後に効率よく勉強する。
この方が、長い受験勉強を続けやすくなります。
家庭教師ライフカラーでは「勉強だけ」を見ません
家庭教師ライフカラーでは、
「何時間勉強したか」
だけを評価するわけではありません。
睡眠。
生活リズム。
部活動。
体育。
家庭での学習時間。
そして本人の性格。
こうしたことも含めて、一人ひとりに合った学習方法を考えます。
岐阜県密着の家庭教師として、小学生・中学生・高校生の学習をサポート。
5教科に対応し、医学部レベルの講師による指導や女性教師の紹介も可能です。
特に受験では、
「長時間勉強させる」より「限られた時間で集中して勉強できる状態を作る」
ことを大切にしています。
まとめ
「体育の授業を制する者は受験を制する。」
これは、
体育の成績が良ければ受験に合格する
という意味ではありません。
運動が、
脳機能・注意・ストレス・睡眠・生活リズム
などを通して、学習を支える可能性があるという意味です。
受験勉強では、
「もっと勉強しなければ」
と考えがちです。
でも、
もっと効率よく勉強するにはどうすればいいか
と考えてみてください。
体育の授業を楽しむ。
休み時間に少し動く。
散歩をする。
部活動を続ける。
そして、しっかり眠る。
身体を整えることも、立派な受験対策です。
受験は「頭」だけで戦うものではありません。
頭が働く身体を作る。
それもまた、合格に向けた重要な準備なのです。
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