【わが子に公務員になってほしい理由5選】
良い面も悪い面もある。“安定”だけで選ぶのは危険?
日本の進路相談の現場で、
保護者から最もよく聞く言葉のひとつがこれです。
「できれば公務員になってほしい」
実際、公務員は人気ランキングでも常に上位。
岐阜県でも
「とりあえず安定した仕事がいい」
「公務員なら大きな失敗はしないはず」
という声は多く、中学生の進路でも
“公務員系コース”を選ぶ家庭が増えています。
しかし、
公務員には “良い面” と “悪い面” があり、
また “なりたい職業がないから公務員” という選び方は
将来的にミスマッチを生みやすいのです。
今回は、保護者と進路面談をしてきた家庭教師の視点で
「公務員が人気の理由」「向いている子・向いていない子」
を分かりやすく解説します。
◆【理由①】安定している(最大のメリット)
公務員を目指す理由の1位は
「収入と雇用が安定している」 こと。
- 給料の急な減少がない
- リストラがほぼない
- 景気に左右されにくい
- 固定給で生活設計がしやすい
- 住宅ローンも組みやすい
特に不景気のニュースを見続けてきた親世代にとって、
“安定” は最も魅力的なキーワードです。
◆【理由②】転勤や異動が比較的少ない
地方公務員の場合、
民間企業と比べて転勤が少なく、
生活の基盤が作りやすいというメリットがあります。
岐阜や地方都市ではなおさら重要で、
結婚や子育てとの両立を考えると
「転勤がほぼない仕事」は非常に人気です。
◆【理由③】福利厚生が強い(休みが取りやすい)
公務員は
- 有給休暇
- 育休・産休
- 介護休暇
などの制度が整っており、
取りやすさも民間より高め。
働き方改革が最も進んでいる職種といっても過言ではありません。
◆【理由④】将来の見通しが立てやすい
定年までの給与カーブが明確で、
生涯年収の予測もしやすい。
これは
「将来への不安が小さい」
「計画的に貯金できる」
というメリットになります。
◆【理由⑤】親世代に“成功イメージ”が強い
昭和〜平成初期に育った世代にとって、
公務員=“安定した勝ち組”
というイメージが残っています。
その価値観が今も続いており、
「うちの子どもにも安定した職業を」という思いにつながっています。
◆ しかし、公務員にも“悪い面”はある
メリットが多い一方、
公務員にもデメリットがあります。
① 仕事内容を選びにくい
配属先の希望が通らないことも多く、
興味のない分野で長く働く可能性があります。
② 民間より昇進が遅い
実力より年功序列が強く、
「もっと挑戦したい!」
というタイプには物足りないことも。
③ 残業が多い部署もある
「公務員は楽」というイメージは古く、
実際には
- 福祉
- 教育
- 役所の繁忙期
では残業も多め。
④ 収入は“高くない”
安定はしているものの、
大きな年収UPは見込みにくい職種です。
◆【問題点】「なりたい職業がないから公務員」は危険
実は進路相談で最も避けたいケースがこれ。
✔ なんとなく安定していそう
✔ 親が勧めるから
✔ 出世競争に疲れたくない
✔ 大きく外したくない
という理由で公務員を目指すと、
配属後にミスマッチが起きやすいのです。
◆【重要】公務員に向いているのは“こういう子”
- コツコツ型
- 計画的に動ける
- マニュアルを守るのが得意
- 人のために働く気持ちが強い
- 安定を好む
- 挑戦より継続型
◆ 公務員に向いていないのは“こういう子”
- 競争や変化を楽しみたい
- 自分の意見を仕事に反映したい
- 年収を大きく上げたい
- 新しいことに挑戦したい
- 起業したい
- グローバルな仕事をしたい
こうした子は、公務員にすると逆に苦しみます。
◆ 進路の正解は「本人がやりたい方向+安定」
親ができるのは
“道を決めること” ではなく、
“選択肢を広げてあげること”。
公務員は素晴らしい選択肢の一つですが、
「唯一の選択肢」ではありません。
◆ 家庭教師ライフカラーができること
子どもの“本当に向いている進路”を一緒に見つける
ライフカラーでは、
進路相談・職業選択・高校選びまで
本人の強みを分析し、最適な進路を一緒に考えるサポート を行っています。
✔ 基礎から東大レベルまで学力を伸ばす
✔ 公務員試験の基礎学力づくりも可能
✔ 将来の選択肢を“広げる”ことが目的
✔ 親や先生が言いにくいテーマも話しやすい環境
公務員を目指すにしても、
民間を目指すにしても、
大事なのは 自分の軸 を持つこと。
その軸をつくるための
“学力・自己理解・思考力” を伸ばすのが
家庭教師ライフカラーの役目です。
【まとめ】
■ 公務員は安定・福利厚生・生活設計のしやすさが魅力
■ しかし仕事内容を選べず、挑戦しづらい側面もある
■ “なりたいものがないから公務員”はミスマッチにつながる
■ 向いているタイプ・向いていないタイプが明確
■ 大切なのは「進路の幅を広げてあげること」
そして──