卒業しても友達でいたいね。友達ってなんだろう。恋人も「当たり前」じゃない時代に、自分を持って歩いていこう
卒業が近づく季節になると、少しさみしくなる子も多いです。
「この友達と、卒業してもずっと仲良くしていられるかな」
「中学や高校が別々になっても、また会えるかな」
そんなふうに考えたことがある子もいるのではないでしょうか。
昔より今は、卒業してもつながりやすい時代です。
SNSがあるので、学校が変わっても、住む場所が少し離れても、前よりずっと気軽に連絡を取り合えます。
けれど、つながっていることと、友達でいることは、少し違うのかもしれません。
今日は、卒業の季節だからこそ考えたい
「友達ってなんだろう」
ということ、そして
「恋人をつくることも、今はたくさんある選択肢のひとつ」
という今の時代の感覚について、やわらかく書いてみたいと思います。
卒業してもつながれる時代になった
ひと昔前なら、卒業したら会えなくなる友達もたくさんいました。
住所を書いた手紙や年賀状でつながることはあっても、今みたいに毎日のように近況が見える時代ではありませんでした。
でも今は、SNSのおかげで卒業後も自然につながることができます。
写真を見たり、ひとこと投稿を見たり、たまにメッセージを送ったり。
「元気にしてるんだな」と分かるだけでも、安心することがあります。
だからこそ今の子どもたちは、
“卒業=完全なお別れ”ではない
という感覚を持ちやすくなっています。
それはとても素敵なことです。
大好きだった友達と、そのあともゆるやかにつながっていられるのは、今の時代のいいところだと思います。
でも、「つながっている」と「友達」は同じじゃない
SNSでつながっている人がたくさんいても、困ったときに相談できる人は少ない。
そんなこともあります。
逆に、毎日連絡を取っていなくても、久しぶりに会ったらすぐ笑い合える。
そんな関係もあります。
友達って、ただ“連絡先を知っている人”ではないのだと思います。
たぶん友達は、
一緒にいてほっとする人。
無理をしなくても話せる人。
うれしいことも、少しつらいことも分け合える人。
そして、ときどき会えなくなっても、心のどこかで大切に思える人。
そういう存在なのかもしれません。
卒業後にずっと毎日やり取りしなくても大丈夫。
会う回数が減っても、友達じゃなくなるわけではありません。
そのときそのときで、関係の形が少しずつ変わっていくだけです。
インスタに少し疲れることがある時代
今のSNSはとても便利ですが、楽しいことばかりではありません。
きれいな写真、充実している毎日、楽しそうな友達の様子。
見ているだけで元気が出ることもありますが、逆に
「なんだかみんなキラキラして見える」
「自分だけ何もない気がする」
と感じてしまうこともあります。
いわゆる“インスタ疲れ”のような感覚です。
そんな中で、最近はもう少し力の抜けたツールや、飾りすぎないつながり方に安心する子も増えています。
たとえばビーリアルのように、完璧に見せるよりも、その瞬間の自分をそのまま出すような空気に
「こういうのもいいな」
と感じる人もいるのでしょう。
いつも完璧でいなくていい。
いつも誰かにすごいと思われなくていい。
今の時代は、そういう“自然体”を大事にしたい気持ちも、少しずつ広がっているように思います。
恋人も「当たり前」ではなくなってきた
昔は、ある年頃になると
「彼氏ほしい」
「彼女つくらないの?」
という言葉が、今よりもっと当たり前に使われていたように思います。
でも今は、そういう考え方も少しずつ変わってきています。
恋人がいることがすごいわけでもないし、いないことがだめなわけでもない。
恋愛を大事にしたい人もいれば、今は友達や部活、勉強を優先したい人もいる。
誰かと深く関わることに慎重な人もいれば、一人の時間が好きな人もいます。
つまり、恋人は
“絶対に持つべきもの”ではなく、たくさんある生き方の中のひとつの選択肢”
になってきたのだと思います。
これは、とても自然なことです。
みんな同じでなくていい。
自分の気持ちやタイミングを大切にしていい。
そう考えられる時代になってきたのは、やさしい変化でもあります。
多様な時代だからこそ、自分をしっかり持つことが大事
友達の形もいろいろ。
SNSとの付き合い方もいろいろ。
恋愛に対する考え方もいろいろ。
今は本当に、多様な時代です。
でも、いろいろな考え方があるからこそ、ときどき迷ってしまうこともあります。
「あの子みたいにしないといけないのかな」
「みんながやってるから、自分もそうしたほうがいいのかな」
「一人だけ違うのは変かな」
そんなふうに思ってしまうこともあるかもしれません。
けれど、本当に大切なのは、
周りに合わせすぎることではなく、自分はどうしたいかをちゃんと考えること
です。
友達を大切にしたいなら、それでいい。
SNSと少し距離を取りたいなら、それでもいい。
今は恋人より、自分の夢や勉強を頑張りたいなら、それも立派な選択です。
多様な時代というのは、何でも自由でふわふわしている、ということではなく、
自分で考えて、自分で選ぶことが大切な時代
なのだと思います。
卒業は終わりじゃなくて、新しい関係の始まりかもしれない
卒業すると、毎日会えていた友達と、同じ教室で笑うことは少なくなります。
それはやっぱり、少しさみしいことです。
でも、卒業は終わりではありません。
これから先、高校、大学、大人になってからも、ふとしたときに連絡を取りたくなる友達がいるかもしれません。
久しぶりに会っても、変わらず話せる相手がいるかもしれません。
昔より関係が深くなることだってあるかもしれません。
友達って、その時期だけのものではなく、
人生の途中で何度も形を変えながら続いていくものなのかもしれません。
だからこそ、今そばにいる友達も大事にしながら、
これから出会う人たちとの関係も、焦らずゆっくり育てていけたらいいですね。
これからの君へ
卒業しても友達でいたい。
そう思える相手がいることは、とても素敵なことです。
でも、無理につながり続けなくても大丈夫。
見せ方ばかりを頑張らなくても大丈夫。
恋人がいてもいなくても大丈夫。
今の時代はいろいろな選択肢があります。
だからこそ、誰かの正解ではなく、自分の気持ちを大切にして進んでいくことがいちばん大事です。
まわりに流されすぎず、でも人とのつながりも大切にしながら、
自分らしく歩いていけたら、それがきっといちばんいい形です。
卒業はひとつの区切り。
でも同時に、新しい自分に出会うスタートでもあります。
これから先も、自分をしっかり持って、
友達も、学びも、毎日も、大切にしながら進んでいきましょう。
家庭教師ライフカラーより
家庭教師ライフカラーでは、勉強だけでなく、
進学や卒業の時期に感じやすい不安や気持ちの変化にも寄り添いながらサポートしています。
子どもたちが、自分らしく前を向いて進んでいけるように。
学力だけでなく、気持ちの面でも少しずつ自信を育てていけるように。
これからも一人ひとりに合わせた関わりを大切にしていきます。