学歴は必要か?――高卒と大卒の給料差は“現実”。でも20年後に効くのは「総合力」
「学歴って結局いるの?」
この問いに、きれいな正解はありません。なぜなら 学歴は“万能の切符”ではない一方で、今でも確実に効く“現実の差”があるからです。
今日は、まずデータで「高卒と大卒の給料の違い」を確認したうえで、これからの時代に本当に強い“人間としての総合力”とは何か、そしてライフカラーが20年後に社会に貢献できる人を育てたい理由をまとめます。
1) 高卒と大卒、給料の差はどれくらい?
① 就職したて(新規学卒者)の月給差
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(令和6年)」では、新規学卒者の賃金(男女計)は
- 高校:197.5千円
- 大学:248.3千円
となっています。差は 月約5万円。 厚生労働省
② 働いている人全体(学歴別)の月給差
同じ調査の学歴別賃金(男女計)では
- 高校:288.9千円
- 大学:385.8千円
で、差は 月約9.7万円。 厚生労働省
③ 生涯賃金(60歳まで、退職金を含めない推計)
労働政策研究・研修機構(JILPT)の「ユースフル労働統計2023」では、学校卒業後にフルタイム正社員を続けた場合の60歳までの生涯賃金(退職金なし)の目安として
- 男性:高校卒 約2.03億円 / 大学卒 約2.47億円
- 女性:高校卒 約1.49億円 / 大学卒 約1.98億円
が示されています。 日本法令索引
まとめると:学歴が上がるほど、平均として賃金は上がりやすい。これは現実です。
2) じゃあ「学歴があれば勝ち」か?――答えはNO
ただし、このデータは「平均」です。ここが重要。
- 業界(IT、医療、製造、サービス等)
- 職種(営業、研究、現場、企画、接客等)
- 会社規模
- 働き方(転職、起業、副業、非正規など)
で、未来は大きく変わります。
学歴はたしかに “選択肢が増える”“最初の門が開きやすい” という意味で強い。
でも、入ったあとに評価されるのは、結局ここです。
「この人と一緒に働きたいか」
「この人は価値を生み出せるか」
つまり、学歴は“入口”。
20年後に差をつけるのは、人間としての総合力です。
3) これからの時代に効く「総合力」5つ
AI(ChatGPTなど)が普及して、知識は取りに行けば手に入る時代になりました。
そのとき人に残る価値は、だいたいこの5つに集約されます。
- やり抜く力(習慣・継続・自己管理)
- 考える力(要約・構造化・仮説検証)
- 伝える力(文章・会話・プレゼン・協働)
- 立て直す力(失敗耐性・メンタル・リカバリー)
- 選ぶ力(情報リテラシー・お金・進路の意思決定)
学歴が高くても、この総合力が弱いと伸びません。
逆に、学歴がなくてもこの総合力が強い人は、どんどん道を切り開いていきます。
4) ライフカラーが作りたいのは「点数」だけじゃない
ライフカラーが目指すのは、テストの点を上げること“だけ”ではありません。
もちろん点数は大切。進路の選択肢を増やすから。
でも最終目標はここです。
20年後に、立派に社会に貢献できる人間をつくる。
そのために、勉強を通して
- 目標を立てる
- 計画を回す
- 失敗から学ぶ
- 人に伝える
- 自分で決める
を身につける。
これが、学歴よりも長く効く「生きる力」になります。
結論:学歴は“持っていた方が有利”。でも人生を決めるのは“総合力”
- 高卒と大卒には、平均として賃金差がある 厚生労働省+2厚生労働省+2
- ただし、20年後に効くのは「人間としての総合力」
- ライフカラーは、その総合力を育てて、社会に貢献できる人を増やしたい
この考え方で、進路も勉強も「意味」が変わります。