学歴は本当に大事? 〜「青い鳥」はどこにいる?〜
最近、SNSや動画でも「学歴厨」という言葉をよく目にします。「日東駒専」や「MARCH」「旧帝大」など、大学名で人を評価する風潮があるのは確かです。「学歴は人生において超重要!」という人もいれば、「学歴なんて関係ない!」という人もいます。
でも、本当に学歴ってそんなに大事なのでしょうか?
そして、学歴と幸せは比例するのでしょうか?
今回は「学歴と人生」について、少し立ち止まって一緒に考えてみましょう。
東大卒は年収が高い、それは事実。でも…
データを見れば一目瞭然。東京大学を卒業した人の年収は、たしかに他の大学に比べて平均して高いです。たとえば大企業や官僚、研究職など、学歴が重視される分野では、東大・京大などのブランドは強力な武器になります。
「高学歴=高収入」
これは、統計的には事実です。
でも、ここでちょっと待ってください。
学歴=幸せ…とは限らない?
お金がたくさんあったら幸せになれると思っていませんか?
もちろん、お金があれば困らないし、生活は豊かになります。
でも「年収が1000万円あるのに、毎日がつらい」という人もいるのです。
たとえば――
・大学時代に友達が1人もいなかった
・恋愛もせず、思い出もなく、ただ勉強だけしてきた
・社会に出てから「幸せって何?」と悩み続けている
そういう人も、実際にいます。
つまり、「学歴」と「幸せ」は必ずしもイコールではないのです。
勉強ばかりの中高時代、それで本当にいいの?
「恋人なんかいらない。遊びも部活も興味ない。とにかくいい大学に入る!」
そうやって青春のすべてを“受験”に捧げる中高生が、最近増えています。
もちろん、それが自分の意志でやっているなら素晴らしいことです。
でももし、周りに言われるがままに、ただ漠然と「東大目指せ」「偏差値を上げろ」とだけ言われて、自分の気持ちを置き去りにしているとしたら――ちょっと立ち止まって考えてほしいのです。
人生の「幸せ」はずっと探し続けるもの
フランスの童話に「青い鳥」という話があります。
幸せの象徴である青い鳥を探して、主人公たちは旅に出るのですが、最後にその鳥は自分の家にいたと気づきます。
つまり、本当の幸せは、身近なところにあるのかもしれません。
・友達との何気ない会話
・一緒に笑い合う部活の仲間
・家族と食べる夜ごはん
・小さな夢を語る時間
こうしたことが、もしかしたら「将来の成功」にもつながっていくのです。
勉強も大事。でも、それだけじゃない
私たち家庭教師は、勉強だけでなく「生き方」も一緒に考える存在でありたいと思っています。
確かに、いい大学に入れば将来の選択肢は増えます。
でも、それだけをゴールにすると、大学に入った途端、目標を見失ってしまいます。
・「何のために学ぶのか?」
・「自分は何を大切にしたいのか?」
・「どんな人間になりたいのか?」
こういった“根っこの部分”を育てることが、中高生にとって本当に大事なことだと思います。
高校・大学はゴールじゃない、スタートです
学歴は、あくまで「人生の通過点」。
それが高いか低いかに、一喜一憂しすぎる必要はありません。
むしろ「どんな人生を歩みたいか」という未来のイメージを持って、そのために必要なら学歴を手段として使えばいいのです。
たとえば――
- 医者になりたいから医学部に行く
- プログラマーになりたいから情報系に行く
- 世界で働きたいから英語力を高める
そうした目標があれば、学歴にも意味が生まれるのです。
最後に:君の幸せは、君が決めていい
中学生・高校生という時期は、「何者かになりたい」と強く思う時期でもあります。
でも、焦らなくて大丈夫。
人生は、まだまだ長いです。
今は今なりの幸せを感じていいし、大人になってからまた新しい幸せを探し始めてもいいのです。
「学歴」だけに縛られず、自分なりの幸せを探してみてください。
その旅は、今ここから始まります。