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小学校2年生の算数が高校数学の基本である理由

小学校2年生の算数が高校数学の基本である理由

「小学校2年生の算数」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、足し算・引き算・かけ算・わり算といった四則演算、そして九九でしょう。中には「そんな簡単な内容が、どうして高校数学の基本なのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、実はこの“シンプルな算数”こそが、将来の数学力を大きく左右する「土台」なのです。

1. 数学の「積み木」は2年生で組み始められる

数学という教科は、積み木のような構造をしています。簡単な基礎の上に、より複雑な概念が少しずつ積み重なっていきます。たとえば、かけ算九九は、「同じ数のたし算の繰り返し」という考え方から成り立ち、それを理解することで、分数や割合、方程式、関数へと進むことができます。

もし、この基礎となる積み木がぐらぐらしていれば、その上に建てる建物は簡単に崩れてしまいます。九九が不確か、筆算に不安がある、計算に時間がかかる――こうした状態のまま学年が進むと、応用問題や文章題、証明問題に取り組む段階で、大きなつまずきにつながります。

2. 「速さ」と「正確さ」が学力の差を生む

算数や数学では、「速さ」と「正確さ」が極めて重要です。特に中学・高校の定期テストや入試では、時間内に多くの問題を正確に解かなければなりません。ここで求められるのは、「計算を速く、正確にこなすスキル」です。

このスキルは、どこで鍛えられるのでしょうか。それこそが、小学校2年生の算数なのです。九九をすらすら言える、筆算をミスなく解ける、文章題で数の関係をすぐに理解できる――こうした力は、将来、因数分解や微分積分に挑むときにも大きな武器になります。

一方で、計算に時間がかかり、毎回のようにミスが多い子は、応用問題の思考以前に、土台となる計算力で立ち止まってしまいます。学年が上がるにつれて、授業の進度は速くなり、内容も抽象的になるため、基礎が不十分な生徒はどんどん「数学アレルギー」になっていくのです。

3. 計算ミスは大きな失点につながる

数学という科目は、他の教科に比べて「1問の配点が高い」という特徴があります。英語の長文問題で一部を間違えても数点しか減点されないことがありますが、数学では「答えが1つだけ」なので、たった1つの計算ミスで10点、20点の失点になることもあります。

たとえば、高校入試や大学入試の数学では、前半の大問で計算を誤ると、その後の小問すべてに影響が出ることも珍しくありません。つまり、「一つの小さなミスが連鎖的に失点を生む」のです。

そのため、入試で高得点を狙うには、「計算力=基礎力」が非常に重要であり、この力はまさに小学校低学年のうちに養われるものなのです。

4. 「数学が得意な子」は「計算でつまずかない子」

では、どのような子が中学・高校で「数学が得意」だとされるのでしょうか。実際、多くの教師が口をそろえて言うのは、「計算でつまずかない子が強い」ということです。

たとえば、中学の方程式においても、分数の処理や符号の扱いが速く正確な生徒ほど、問題に対する集中力を「考えること」に回すことができます。逆に、毎回のように計算ミスをしていると、「間違ってないかな」と不安になり、時間配分も苦しくなります。

計算に不安があると、「自分は数学が苦手だ」という思い込みが生まれ、やがてそれが「努力しても無駄だ」というあきらめに変わってしまいます。そうならないためにも、小学校2年生のうちから「計算に自信を持てる子ども」に育てることが大切なのです。

5. 「数学を制する者は受験を制す」の真意

「数学を制する者は受験を制す」という言葉があります。これは単なる比喩ではなく、実際の合否を左右する要素としての意味を持っています。

たとえば、中学受験・高校受験・大学受験のいずれにおいても、数学は配点比重が高く、合否を分ける重要な教科とされています。理系進学だけでなく、文系学部でも数学を課す大学が増えており、「国語や社会が得意でも数学が足を引っ張る」という例は少なくありません。

だからこそ、低学年のうちから「計算力」「数感覚」を鍛え、土台をしっかり築くことが、受験全体を有利に進める鍵となるのです。


まとめ:2年生の算数こそ「未来への投資」

小学校2年生の算数は、単に「簡単な問題を解く」だけではありません。そこには「数の概念を理解する」「計算力を鍛える」「考える土台をつくる」といった、数学の根幹となる要素が詰まっています。

親や指導者が意識すべきなのは、「今できているかどうか」ではなく、「将来につながる習慣と基礎があるかどうか」です。九九を繰り返し練習し、ミスを恐れずに挑戦し、正確な計算を当たり前にする。これができる子は、将来どんな複雑な数式にも臆せず向き合えるようになります。

つまり、小学校2年生の算数は「未来の数学力を育てるための投資」なのです。そして、その投資の価値は、確実に数年後の成績、ひいては受験結果に表れてくるのです。