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リアルすぎる卒業大学と年収、そして“幸せ”の正体

—— 学歴・収入・幸福感、そして「本当の価値観」とは

「どこの大学を卒業したら、将来いくら稼げますか?」
これは教育現場でも、保護者からでも、実によく聞かれる質問です。進路を考える上で、現実的で正直な問いかけです。人生の多くの時間は“働くこと”に使われます。そして、働くこととお金(収入)は直結しています。

では実際、卒業した大学によって、収入はどれほど違うのでしょうか?
さらに、高卒と大卒の間では、生涯賃金にどんな差があるのでしょうか?
今回は、そうした「リアルな数字」を紹介しながら、最後に本当の“幸せ”について考えてみましょう。


◆ 学歴と年収の現実:「偏差値=収入」とは限らない?

文部科学省や労働政策研究・研修機構などの調査をもとに、学歴と生涯賃金の目安を見てみましょう。

学歴推定生涯賃金(退職金含む、男性平均)
高卒約2億~2.5億円
専門・短大卒約2.6億円
大卒(文系)約3億円
大卒(理系)約3.3億円
大学院卒(修士・理系)約3.5~3.8億円

一見して、「学歴が上がると収入も上がる」という傾向があることは明らかです。特に理系大学院卒は、研究職・開発職などの高年収業種に進みやすいため、さらに差が広がる傾向があります。

さらに、大学によっても差はあります。たとえば、東京大学や京都大学、一橋大学、慶應義塾大学などの卒業生は、平均年収が600万円以上になるケースが多く、40代以降では1000万円を超えることも珍しくありません。

一方で、地方の私立大学やFランクと呼ばれる大学では、初任給が20万円前後で頭打ちになりやすく、昇給や転職市場での評価も限定的です。


◆ 高卒と大卒:収入の差だけじゃない「働き方の差」

高卒と大卒では年収以外にも、働き方職種の選択肢に大きな違いがあります。
以下はその代表的な違いです。

項目高卒大卒
就職先の業種製造業、販売、介護、建設などが中心ホワイトカラー職、金融、商社、IT、研究職など
年収の上限平均的に年収500万前後で伸び悩む傾向管理職・専門職で年収800~1000万円超えも可
転職市場実務経験・技術職が評価されやすいが制限も多い資格職・総合職として評価されやすい
生涯賃金約2~2.5億円約3億円以上

つまり、学歴は“入り口”だけでなく、その後のキャリアの「幅」を決定づける面もあります。


◆ 「年収800万円で幸福度は頭打ち」……は本当か?

2010年、米国の心理学者ダニエル・カーネマン氏とアンガス・ディートン氏が発表した有名な研究によれば、**「年収8万ドル(約800万円)を超えると、幸福度は上がらない」**という結果が出ました。

この研究は当時、世界中で話題になりました。日本でも「800万円が幸せの上限?」という見出しが週刊誌をにぎわせました。

ところが、2021年になって、カーネマン氏のチームは自らの研究を修正しました。新しい研究では、**「幸福度は年収とともに直線的に上がる」**という結果を発表したのです。つまり、「お金が多いほど、やっぱり幸せ」なのではないかと。

この“手のひら返し”に思わず「なるほど」とうなずく人もいるでしょう。たしかに、経済的余裕があれば、選べる住居、食事、教育、趣味、医療のレベルが変わります。不安やストレスも軽減されます。


◆ でもちょっと待って。本当に「お金=幸せ」?

ここで一度、冷静に立ち止まって考えたいことがあります。
それは、「幸せって、他人と比べるもの?」という問いです。

あなたが年収1000万円でも、周囲がみんな2000万円だったら、劣等感を感じるかもしれません。逆に、年収500万円でも、家庭円満、時間の余裕があり、毎日好きなことに取り組めていたら、それはそれで立派な“幸福”ではないでしょうか。

つまり、「お金の額」そのものよりも、お金をどう使って、どう生きているかが幸福度に大きく影響するのです。


◆ 本当に大切なのは「自分の価値観を知ること」

収入は大切です。学歴と年収に相関があるのも事実です。でも、それがすべてではありません。
人生の満足度を高めるには、自分の価値観を深く理解し、ブレずに生きることが不可欠です。

・年収は少なくても、子どもと過ごす時間を大切にしたい人
・お金よりも、趣味や創造性を重視する人
・他人の評価より、自分の納得感を求める人

どんな生き方にも価値があります。だからこそ、進路や職業を選ぶときには、「周囲の声」や「偏差値」だけに振り回されず、自分の軸を持つことが何より大切なのです。


◆ まとめ:現実を知ること、自分を知ること

卒業大学と収入に明確な関係があるのは事実です。学歴は、人生の“選択肢”を広げるための大きなツールになります。しかし、その先にある「幸せ」は、単純な数字で決まるものではありません。

現実を知ることは、冷静な判断力を育てます。
でも、それと同じくらい大切なのは、自分の本音に耳を傾けること
「何がしたいのか」「どんな人生を送りたいのか」――それが定まっていれば、たとえ年収が高くなくても、心から満足できる人生を築けるはずです。

さあ、あなたにとっての「リアルな幸せ」とは何でしょうか?
数字だけでは測れない、あなただけの答えを探してみてください。